2012年の振り返り

初めて早々、放置気味になっていました。

が、今年は、私にとって、いくつか新しいことに挑戦した年だったので、本当にギリギリなのですが、まとめておこうと思います。

主なトピック

  1. TDD for Embedded C 読書会に参加
  2. TDD in Actionに参加
  3. Interaction 2012を聴講

TDD for Embedded C 読書会に参加しました

初めて参加した、記念すべき勉強会。参加して感じたことなどは、以下の記事にまとめてあります。

私としては、組み込みソフトの開発はまだまだ色々出来るはず、と希望のようなものを得た勉強会でした。

TDD in Actionに参加しました

上記の読書会に参加して、TDDが分かった気になり、調子に乗って参加した、TDD BootCampの派生っぽい勉強会です。

内容としては、お題をペアプログラミングで黙々と実装しつつ、1時間おきに、メンターが前に出て、ライブTDDを行う、というものでした。

ペアプログラミングを初めて体験したのですが、初めての体験により緊張+ようやく慣れてきた程度のJava理解度のダブルラリアットで、なかなか悲惨な結果に。自分の未熟さを思い知りました。

一方で、TDDを最前線で実践されている方の考え方や、アプローチを知る機会となったのは良かったです。

特に、主宰の@kyon_mmさんと@pocketberserkerさんのライブコーディングでは、ドメインの定義やテスト設計から、コーディングに入るまでの流れを生で見せていただき、とても勉強になりました。

また、#なごやこわい を実際に体験し、衝撃を受けました。 #なごやこわい

Interaction 2012を聴講しました

とても記憶が遠いのですが、3/15〜3/17に行われた、Interaction 2012を聴講しました。

インタラクションは、ヒューマンインターフェース系のシンポジウムの一つで、その名前の通り、インタラクション研究の最大の祭典となっています。

特徴としては、デモを中心とした、ポスター形式のインタラクティブ発表がメインになっていることでしょう。あくまでも学会のシンポジウムであり、学術的な話が中心となりますが、作ったものを見せる、という意味で、雰囲気としては、Maker fairに近いと思います。

本当は、16,17と、有給を取って2日見るつもりだったのですが、運悪く仕事のピークと重なってしまい、叶わず。

結局、17日しか聴講できず、しかも、メインとなるは一般公開されていたため、一般参加とほぼ変わらない形になってしまい、参加費をひどく無駄にした気分なったのを覚えています(このシンポジウム、参加費がとても高い)

全体を通して、ヒューマンインターフェイスの世界では、プロダクトのコンセプトが大事になってきていると感じました。

Maker界隈のムーブメントもそうですが、あらゆるものが電子化される現在にあっては、物理的なプロダクトを作る上で、何故今更、物理的なモノとしての、専用のインターフェースに、グラウンドするする必要があるか、という問題を解決する必要が有るように感じました(それ、スマホ使ったWEBサービスで良いよね、に対する解答)

これは、最前衛のヒューマンインターフェース研究だけでなく、デジタル家電等の担い手であるメーカーも、必要に迫られている事だと思います。

ヒューマンインターフェース界隈は、そういう文脈で、とても参考になると思います。